秋の景色

先日珍しく一日「ローカル線の旅」をしてきました。

車窓から見える景色は、高架の上を走っている新幹線とはひと味ちがいます。
単線の電車で山中を行く時は、線路脇のすすきの穂がほんとうに窓を叩いて通り過ぎていきます。

葛の花の魅力的な濃い赤紫が、山の木陰の濃紺から浮き立つように、あちこちに見えました。
(残念ながら、むせるような甘い香りは電車の中までは届きませんでしたが)
ぽつんぽつんと姿を見せる、くっきりした色合いの大粒のピンクの花は、
帰ってから調べてみて「ツリフネソウ」と判明。
野菊(ヨメナ)、タデ、ツルフジバカマ、
と、電車の窓からもたくさんの秋草を楽しむ事ができました。

まだあまり「寂しく」なっていない、今頃の秋の野山の景色が好きです。
山を抜けたら、金色の稲穂がおだやかに広がっていました。
豊かな自然を目で楽しむ、贅沢な旅の一日でした。