さくら

長岡の教室のすぐそばに、隠れた桜の名所があります。
川の両岸に、古い桜の樹が並んでいて、
毎年春には、すばらしい花を見せてくれます。
この桜の見どころは、枝が川面に垂れ下がって咲く様子で、
他では見られない風情があるのです。

一年に一度、あまりに印象的に咲くからか、
桜の花を見ると、
去年の桜、 一昨年の桜、一昨々年の桜・・・と
それぞれの時の事が、まるでそこだけ切り取ったように 、
はっきり思い出されます 。
満開の桜の華やかさの中に、
懐かしいような、
少し寂しいような印象が混じるのは、、
そのためなのでしょうか。