教室生のみなさまに
化学物質過敏症への配慮をお願いします


「香害」という言葉をご存知でしょうか?

当教室の主宰の高橋は、化学物質の過敏症です。
洗剤や柔軟剤に含まれる「香り」で体調が悪くなる事があります。

↓化学物質過敏症については、こちらをご参照ください
新潟県ホームページより「化学物質過敏症をご存知ですか?」


近年特に、香りが持続するタイプの洗剤や柔軟剤が多く使用されるようになりました。
香りが揮発してなくなる従来の香料と違い、マイクロカプセルという花粉より小さい
プラスチックのカプセルに香りの物質が入っていて、摩擦によって長時間放出されるものです 。
ご自身の衣類だけではなく、環境に拡散して付着し、香りを放ち続けます。
それをご使用されますと、終業後の教室を換気してもなかなか香りを完全に無くす事ができません。

私は、気持ち悪さ、息苦しさ、指の冷え、目がチカチカする感じ、頭痛、肩こり、などが症状です。
もっと重い症状が出る方もあり、蓄積により悪化していく事があります。
化学物質の過敏症は、どなたでもなる可能性のあるものです。
特に子どもさんは、これから長い間蓄積することで、今後症状が出る危険があると思います。

また、犬や猫などの動物は、身体に入ってしまった匂いの成分を人間のように分解する事ができません。
中毒症状を起こしたり、突然死を引き起こすこともあります。

下の、省庁連名の啓発ポスターには「使用料の目安を守る」という表現になっていますが、
強い香りが持続するタイプのものは、できることならご使用を控えられた方が、
ご自身やご家族の健康のためにもなると思います。

化学物質の過敏症患者は、全国の成人中70万人いるという調査結果もあり、
私の他にも、教室の生徒さんや関係者に過敏症の方がいらっしゃるかもしれません。
是非ご一考いただき、教室に来る時には強い香りのするものをお控えいただきますように、
お願いいたします。



←ホームページトップに戻る